ウェブ個展のお知らせ

 【次回開催ウェブ個展のお知らせ】備前焼作家、脇本博之

ウェブイベント「萩焼屋×カケル」のお知らせ。

 

「萩焼屋×カケル」
陶芸家が陶芸家として誇りを持って作陶をする日本の陶芸文化が面白いと思い、地元山口県の焼物である萩焼を広く国内外に発信していきたいという想いのもとで萩焼屋は出発しました。
インターネットショップと、片田舎の訪れるには大変不便な実店舗を始めてもうすぐ6年、おかげさまで日本国内各地の方々、世界中の方々から当店のウェブサイトをご覧いただいております。
海外でのイベント出展も行ったりするなかで、実際にお客様からもっと日本全国の色々な作品も見てみたいというご要望もいただくことが多くなり、自分自身の好奇心とともに今後期間を定めてのイベントとして日本全国の人気作家とその作品をご紹介していくこととなりました。

このイベントと合わせて、萩焼作家の常設での作品紹介やイベント開催もさらに増やしていきたいと思います。

2019年5月17日から5月26日までは備前焼作家、脇本博之さんの作品展を開催いたします。

脇本博之さんとの出会いはおよそ2年前、山口県を飛び出して日本全国の焼き物を実際に足を運んで見に行こうと決めたばかりの頃でした。
きっかけは当店でもずっとお世話になっている萩焼の人気作家、大和潔さんからのご紹介でした。
お二人は共通のご友人を介して知り合われ、年齢も同じということですぐに意気投合をされた旧知の仲のようで、私自身が備前を見て回りたいと大和潔さんにお話をしたところすぐに名前を挙げていただいた方です。

その時は1日だけの備前地方滞在だったので、十分なアポも取らないまま訪問をしてしまったのですが、ご婦人とともに快く迎えていただきました。
陶芸会の中ではもう十分にベテランの域にいらっしゃる陶歴・実績をお持ちの方ですが、私のような若輩者に対しても柔らかい物腰での対応をしていただき、また、ご自身の作陶への更なる情熱も熱心にお話をしてくださいました。
時折私に向けられる経験を積まれてきた方ならではの鋭い眼差しも、とても印象に残っています。

ここ数年私用でも山口県から岡山県へ行く用事があったので、初訪問からも岡山県へ行く際は度々訪問をさせていただいている窯元です。
海外のギャラリーでの個展の活動実績やSNSの活用方法など、現時点でも様々な事を教えていただいている中で「萩焼屋×カケル」のイベントの走り出しにご協力いただけることを大変嬉しく思います。

脇本博之さんの作品は備前焼の持つ重厚なイメージからさらに、土の力強さや自然の表情豊かな魅力を表現されています。
いわば土で表現をする自然美。花器や香炉など脇本博之さんの独特の世界観をご紹介できればと思っています。

脇本博之さんご自身は積極的にインスタグラムを通じて作品をご紹介されていますが、どこにでもある野花を用いて、その花の魅力と作品の魅力を際立たせた作品撮影もされています。
当イベントでは脇本博之さんご自身で表現をされた画像の展示もいたしますので、そちらも合わせてご覧いただき、使用方法などのご参考にしてみてください。

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脇本博之プロフィール

1952年 長崎県対馬に生まれる

1975年 大阪芸術大学工芸科中退

1981年 備前焼作家山下譲治に師事

1990年 瀬戸内市長船町東須恵に築窯、独立。初窯を出す。
第52回 一水会陶芸展佳作賞受賞

1991年 第8回 田部美術館「茶の湯造形」展入選
第2回 陶芸ビエンナーレ91入選
第38回 日本伝統工芸展入選
第1回 91’焼き締め陶公募展入選
第53回 一水会陶芸展佳作賞受賞

1992年 第9回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第30回 朝日陶芸展入選
第39回 日本伝統工芸展入選
第54回 一水会陶芸展入選

1993年 第3回 陶芸ビエンナーレ奨励賞受賞
第31回 朝日陶芸展入選
第35回日本伝統工芸中国支部展日本工芸会 中国支部長賞受賞
朝日現代クラフト展招待出品
岡山明日香画廊にて個展

1994年 第11回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第2回 94’焼き締め陶公募展大賞受賞

1995年 第12回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第13回 日本陶芸展入選
第42回 日本伝統工芸展入選
岡山ギャラリー碧苑にて個展
大阪ギャラリー壺中天にて個展

1996年 第13回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第34回 朝日陶芸展入選
岡山天満屋にて個展「私的なかたち」

1997年 第14回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第35回 朝日陶芸展入選
第44回 日本伝統工芸展入選
日本工芸会正会員認定

1998年 第15回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選

1999年 第37回 朝日陶芸展入賞
広島天満屋にて個展
東京ギャラリー「こう」にて個展

2001年 岡山天満屋にて個展「いにしえ」

2002年 広島アルパーク天満屋にて個展
岡山ギャラリー碧苑にて個展
岐阜文錦堂にて個展
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展

2003年 東京銀座黒田陶苑にて個展
福岡岩田屋にて個展
福山天満屋にて個展
アメリカ 第1回サンタフェ・インターナショナル・フォークアート・マーケットに招待
ギャラリー「タッチング・ストーン」にて個展

2004年 東京銀座黒田陶苑にて個展
岡山天満屋にて個展「原風景」
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展

2006年 アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
石川小松大和にて個展

2007年 第24回 田部美術館「茶の湯の造形展」入選
東京ギャラリー青山にて個展
岡山アートガーデンにて沖縄シーサー作家・宮城光男、海人写真家・古谷千佳子と三人展
福岡岩田屋にて個展
長崎対馬市交流センターにて「対馬生まれの二人展」を唐津・川上清美と開催
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展

2008年 東京ギャラリー青山にて個展
長野井上百貨店にて個展

2009年 第20回 日本陶芸展入選
第56回 日本伝統工芸展入選
東京ギャラリー青山にて個展
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
倉敷天満屋にて個展

2010年 第27回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第52回 日本伝統工芸中国支部展入選
東京ギャラリー青山にて個展
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展

2011年 東京ギャラリー青山にて個展
岡山ギャラリーやぶきにて個展
神戸そごうにて個展

2012年 東京ギャラリー青山にて個展
アメリカ サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
高松天満屋にて個展
熊本県民百貨店にて個展

2013年 東京ギャラリー青山にて個展
鳥取大丸にて個展
岡山岩根ギャラリーにて個展

2014年 長崎浜屋にて隠崎隆一氏と「長崎が生んだ備前焼作家二人展」
東京ギャラリー青山にて個展
鳥取大丸にて個展
岡山岩根ギャラリーにて個展

2015年 第32回 田部美術館「茶の湯の造形」展に2点入選
アメリカ ウェストバージニア州立大学アートミュージアムに大花器2点が買い上げとなる
アメリカ サンフランシスコ・アジアン・アート・ミュージアムに花器収蔵
兵庫山陽百貨店にて個展

2016年 アメリカ シンシナティ・アート・ミュージアムに花器収蔵
第33回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
福岡三越にて個展
東京ギャラリー青山にて個展
札幌三越にて個展

2017年 東京ギャラリー青山にて個展
松山いよてつ高島屋にて個展

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また、今後のウェブ個展の予定として、6月は丹波焼作家の清水剛さん、青磁作家の渡部秋彦さん、7月以降も様々な作家のイベントを開催していきます。

随時萩焼作品も追加していきますので、萩焼作家と全国の人気作家の作品を合わせてお楽しみください。

 

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